病気にかかっていた子も、

年老いた子も元気な体を取り戻し、
 
 

傷ついたり、

体が不自由だった子も、

すべて健康な体に戻ります。
 

 

まるで昔のように、夢のように。
 

元気だった頃に戻って楽しく過ごしているのです。 

彼らは皆満ち足りて、

幸せに暮らしているのですが
 
 

たったひとつだけ、

気がかりなことがあります。

それは、あなたがいないことです。

動物たちが仲良く遊び、

駆けまわっていたある日

その子の目が、

キラキラと輝き出し、

喜びでからだが震えたかと思うと

突然、仲間のもとから離れ、

緑の草原を走り出します。

速く、速く、飛ぶように。

あなたをみつけたのです。

その子とあなたは、

虹の橋のふもとで再び出会います。

あなたは、

愛する我が子をいっぱいに抱きしめて
 
 

もう二度と

離れることはありません。

あなたは幸せのキスをたくさんあびながら、

愛するわが子を撫で、抱きしめます。
 

 

何度も、何度も。

長いこと見られなかった

愛にあふれるその瞳を見つめて、


語り合います。

長い時間、待たせてごめんね。